おかまをほられた私とずうずうしい相手と、その教訓。

免許取り立ての頃におかまをほられた知人の話です。

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初めて免許を取得して車を購入したときは、とても緊張したことを覚えています。
それまでは教習所のぼろい車にしか乗っておらず、買った車はその当時の最新モデルで、いろいろな機能がついていました。
ぼろい車でしか習ったことが無いので、最新の機能がついていることに驚いたのです。
なのでとっても慎重に運転をしていました。

初心者マークの一年間は、速度と守って・・・と思って気をつけていたのですが、事故が起こったときは速度は守っていたのですが、それ以外の事をうっかりしてしまったのです。
だから事故にあってしまったんだなぁと、後々深く反省しました。

事故が起こったときは、いつもどおり速度を守って、親戚のうちまで頼まれたものを届ける10分のドライブでした。
いつも走っている道なので安心して運転していました。
もちろん速度も守り、ウインカーも30メートルよりずっと前にあげちゃうくらい慎重な運転でした。

親戚の家の目の前に来て、あ、ここだ!と、親戚の家の家の入り口に入るところで、ブレーキをかけてウインカーを上げました。
それがどうやら急だったようで、後ろの車が突然私の車が曲がろうとして速度を落としたので、それを見逃してしまい、衝突してきました。
そうです、これが俗に言うおかまですね。
かなりの衝撃でぶつけられて、すごい音がしたことと、首が、がく~んとなったことを覚えています。

びっくりした私は車を降りて外に出てみると、軽自動車の角が私の車のトランクの部分に思いっきりぶつかっていて、トランクはペッちゃんこになっていました。
唖然です。

多少動揺していたのか、他の車が通れなくなっちゃうと思い、車を動かして目の前にあった広い空き地に移動させました。
ですが、事故処理があるので戻した方がいいと言われ、戻しました。
びっくりして気が動転していたわたし。
なのに相手の人は、ぶつけたにもかかわらず、「イキナリ止まらないでよ~」といってきて驚きました。
さすがオバタリアン。
(あ、世の中のお母さん全部がそうではないと思うのですが、この言い方とずうずうしさはお母さんというかオバタリアンレベルでしたのですみません。)

かなりずうずうしい感じのいいっぷりで当時若かった私は驚きました。
私の車急ブレーキでイキナリは止まっていません。
ブレーキは普通にかけるよりちょっと急だったと思うのですが、それでも急ではないくらいだったと思います。
なのにぶつかってきたってことは、いったい??と思っちゃいました。
っていうか、ぶつけてきたって事は、車間距離がなかったのでは・・・と思いました。

車間距離がちゃんと保たれていたら、後ろの車もしっかりとブレーキをかけて止まれると思うほどの速度とブレーキだったと思います。

後ろの車には、子供であろう娘さんが乗っていました。
娘さんは前のダッシュボードに足をぶつけてしまった様子で、血が出ていました。
オバタリアンは足をぶつけてきたことも、私のせいにして、「こどもがけがしちゃったじゃないの~」といっていて、また驚きました。

わたし??
わたしじゃないよね??
ほんとにこの人、ずうずうしくてびっくりデス。

その後警察が来て、実地検証をしました。
私に非はなく、100%相手が悪いということでした。

当時何も知らない私は、車を直して乗ることにしました。
なのでトランクがはんぶんぐっしゃりと折れ曲がってしまった車を修理してもらい、引き続き乗ることにしました。
が、こんだけ壊れた車をいくら綺麗に直してもらっても、綺麗にきちんともと通りに直るわけはありません。
修理後もトランクルームは雨が入ってしまい水が漏れていました。
これ以上は直せないということだったので、諦めました。

なのでたった2年しかその車に乗ることはなく手放しまいた。
とても気に入っていた車なので残念でしたが仕方ありません。

その事故以来、ブレーキをかけて止まる時は、後ろの車が追突してこないか!と、チラッとバックミラーを見る癖が付きました。
チラッと見るだけでも全然後ろの安全は確保されるので、これは大切な車が止まる前の確認として、私の中で定着した安全行動になりました。

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