3回の事故を経験した知人Yさんの体験談
私は過去に自己不注意により3度、車との接触事故を起こした事があります。
その時の体験談を踏まえ事故について書いていきたいと思います。
私は、学生の頃に免許を取得したのですが、車で通う程の距離でもなく交通機関が充実していたので通学に不自由なく通う事が出来て時々、親や友達の車を運転させて貰うぐらいだったのでほぼペーパードライバーの状態でした。
しかし卒業するにつれて就職する事になり車が必要になってきました。
タイミング的に親が車を買い換えるというので年式も古く、走行距離も10万Kmを超えてたのでもって2、3年ぐらいだったのですが今すぐにでも車が無いと通勤に不便だったので譲り受けて貰う事になりました。
免許を取得して二年目でようやく自分の車を持つ事が出来ました。
最初はほぼ初心者の状態での運転であまり遠出とかは出来なかったのですが、友達とドライブしたり1人でドライブしたり。
そのうち、車線変更や合流地点での合流もスイスイ出来るようになり運転にも慣れてきました。
仕事にも慣れてきたのですがその分疲労やストレスなどが溜まってしまい、体調不良や寝不足気味が日常茶飯事でした。
そんな中で毎日のように運転していたのですが、ある仕事が休みの日に車を持ってから初めての事故を起こしてしまいました。
その日は用事を済まし家に帰る途中でした。
日が沈む頃で帰宅ラッシュで道路が渋滞してました。
週一しか休みがない為仕事での疲労や寝不足が残った状態が原因による不注意での事故でした。
信号待ち中にプレーキが緩まってしまい前の車と激突しました。
スピードは出してなかったので大事には至らなかったのですが、両方の車を破損してしまいました。
やってしまった。と思い、冷静になりすぐに相手に謝罪しました。
しかし謝罪だけじゃ許されないのがこの国のルール、交通ルールだとその時改めて思い知らされました。
警察を呼び事故処理してもらい、お互いの保険会社での解決になるはずでしたが私がその時保険会社の連絡先が分からなく互いの連絡先を交換し先延ばしする事になってしまいました。
私の契約してる保険会社は父の保険会社と一緒なので保険会社に連絡すれば事故を起こした事がバレてしまうので焦りが出てしまいました。
すぐに言えば良かったのですが車を持つ前に「事故を起こしたら危ないから今後車は持たせない。」と強く言われていたので事故の事を何もないように隠すつもりでしたが相手側から連絡が何度も来ていたのでこのままではいけないと思い話す事になり、保険会社を通してようやく解決しました。
二度と事故を起こさないと誓ったのですが、半年が過ぎた頃に二回目の事故を起こしてしまいました。
その日は出勤前の朝の渋滞での事でした。
睡眠不足が重なりブレーキが緩んでしまい、前の車と激突。全く同じ様な事故でした。
前回の事もあり警察に事故処理してもらい、すぐに保険会社に連絡をし会社側にも連絡。
職場の人にも私が遅れる事に迷惑をかけ、相手側も仕事前で遅らせてしまい迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。
スムーズに示談して解決出来たのでしたがやっぱり事故を起こしてしまった後は一日中モヤモヤが抜けませんでした。
これで終わりと思ってましたが、それからまた半年してから私がこの車を手放す時が来てしまいました。
三回目の事故は今までにない事故でした。
正直、生きてた事が奇跡でした。
その日は寝不足という訳では無かったのですが頭の中でいろいろと考える時期でした。
私がコンビニに入ろうと右に車線変更をしようとした矢先に後ろから走ってくる直進車と激突してしまいました。
どちらが悪いとかではなくいきなりの衝撃に動揺を隠せませんでした。
衝撃を受けたところが運転席側のフロント部分の為大事には至らなかったのですが、もう少し後ろ側のドアの部分でしたら完全に病院行きだったと思います。事故処理や保険会社での示談で解決したけど私の車は運転には支障はありませんでしたがハンドル操作がスムーズに出来なくなってしまいました。
私は丁度その事故から一ヶ月後に車を買い換える予定でしたので今回の事故は7割自己負担という事になり保険があまりおりないという事だったので買い換える日まで我慢してこの車を持つ事になりました。
運転に支障はないので大丈夫だと思っていましたが次第にエンジンやフィルターなどに支障が出てしまいいつ止まってもおかしくないという状況まで差し掛かっていました。走行中にエンジンが止まる時も幾度かあり初めて事故車と認識する場面に直面してしまいました。
やっとで買い換える事になり今では新しい車で事故無く安全な運転を心掛けています。
事故を起こさない事が当たり前ですがいつ事故を起こすのか分かりません。
自分が注意しても相手が注意してないと意味がありません。
今回は大事には至らなかったのですが生命に関わるのかも分かりません。
なので私は今回の事故で学んだことをしっかり生かし、ひとつひとつの事から気を付ける事を心掛けるようにしました。