私の愛車が事故車となってしまった体験談

雪で愛車を事故車にしてしまった知人の体験談です。

snow
31歳会社員男性(既婚、子ども2人)です。
2年前ですが、雪の降るの日の朝に事故を起こしてしまい、初めて愛車が事故車となってしまいましたので、体験談を書きたいと思います。

私は20歳で免許を取って車に乗り始めてから運転には自信があり、それまで無事故・無違反でした。晴れている日はもちろん、雨の日や雪の日はできるだけ速度を落として運転し、安全運転に努めていました。

しかし2年前の冬、ちょうど今の自宅で当時新居に引っ越してから2週間ほど経ったある日でした。朝から大雪が降り、家の前には坂道がありましたが、かなり積もっている様子でした。
平日であったので、もちろん会社へ行く必要があり、車の上や周りに積もった雪を軽く雪かきし、愛車を始動させました。

家の駐車場をバックで出て坂道に差し掛かると、気を付けてはいましたが、積もった雪で早速ハンドルを取られ、車があらぬ方向へ。
坂道の右側には排水溝があった為、そこにはまってはいけないと必死でハンドルを切りました。雪が多く、車が動くたびにズズズズーッと音を立てて動いていましたが、なんとか排水溝とは逆方向へ向かいました。

しかし、逆方向へ進み始めると、今度はそっち側へ車が傾き始めました。
その方向にはお隣さんの家の壁があり、壁にぶつかる訳にもいきませんので再度ハンドルを逆に切りましたがまったく言うことをきかず、ただ滑るだけの車。
本当にマズイと思った時にはすでに遅く、お隣さんの家の壁にドカン!とぶつけてしまっていました。

まずは壁から車を離さなければ、と再度ハンドルを切って坂を上ろうとしましたが、雪でタイヤが空回りし、全く動かず。
とりあえず車を動かすことは諦めて外に出て、まずはお隣さんに謝り、スコップで周囲の雪かきを始めました。

雪かきを1時間ほどやったところでようやく車を動かすことができ、とりあえず脱出できたと喜びましたが、お隣さんの壁には大きなキズがつき、私の車も明らかな事故車になりました。

右側のミラーが取れ、後部座席のドアがベコベコに。もう泣きたい気持ちでした。
壁との衝突ですので幸いケガ人は出ませんでしたが、お隣さん宅の壁の修理費用と車の修理費用で合わせて十万円以上の出費となりました。

私が大雪時の運転に慣れていなかったことも原因ですが、運転に自信のある方、自分は気を付けているから大丈夫と考えている方も雪の日の運転には気をつけてください。
思わぬところでハンドルを取られるともうハンドル操作が利きません。
少し不便でも、愛車を事故車にするくらいなら、と車に乗らない選択肢もありだと思います。

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